せきが出ている女性

抗ヒスタミン薬は、たとえ副作用がでにくいとされている第二世代抗ヒスタミン薬であっても、眠気や口が乾くといった症状は出てきます。一般的に、薬を服用し高い効果を得ることができる場合、鼻水などいろいろな症状も強く出ることがあります。つまり、効果と副作用は比例していると言えます。

ザイザルは、その比例するちょうど真ん中にあり、効果と副作用が大変バランスの良い状態にあります。そのため花粉症の様々な症状を抑えますが、若干眠気と口が渇くといった症状が出る可能性もあるのです。ですが、このような状態は低確率となっています。

口が渇くという状態は抗コリン作用によるものです。抗コリン作用が強くなると、口の渇き以外に鼻汁が抑制され痰が出しにくくなる、眼圧が上昇する、といったことが起こります。抗コリン作用が強いのは第一世代抗ヒスタミン薬と呼ばれるもので、眼圧が高くなると失明する危険性のある緑内障の方は使用ができません。ザイザルは第二世代のためこういったか症状が出るのは低確率になります。口が渇くのは、ザイザルを服用していることと関係がないとは言えませんが、他に何かのことが影響して起きている可能性はあります。

花粉は、晴れて風が比較的に強い日に多く飛散します。晴れて風が強い日は空気が乾燥していることも多く、口や鼻の中が乾きやすいです。口や鼻の中が乾燥すると風邪にかかりやすくなるので、免疫力が低下し、様々なアレルギー症状を重くしてしまうこともあるのです。こういったことが起こらないようにするには、マスクを正しく着用することが大切です。マスクをすることによって、花粉が鼻の粘膜につくのを防いでくれますし、口の中を潤わせてくれるので、渇きといったことは解消されます。

うがいも大変良い方法ですが、うがいの仕方がとても重要です。最初から喉の方でガラガラとしてしまうと、花粉や細菌が喉の方に行ってしまい、逆に異物を取り入れてしまうことになります。まずは、口の中に含ませ軽くすすいだ後、一回吐き出し、その後、もう一回うがいをすると良いでしょう。渇いた状態を解消するには、マスクとうがいが大切です。保湿効果もありますが、花粉などの異物が粘膜につくのを防ぐ効果もあります。

ザイザルは副作用が多いように感じますが、眠気の副作用はあるものの、渇きの症状はあまり出ません。副作用には注意が必要ですが、必要以上に薬を使用することについて過敏にならないようにします。